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誰もが知りたい症状

矢印 ≫02 【シンスプリント】

 シンスプリントとは走ることにより繰り返される地面からの刺激が、下腿の内側にストレスとなり発症するもので、脛骨過労性骨膜炎ともいいます。一般に陸上競技の選手やランニング・ジャンプを頻繁にするスポーツ競技、特にバスケットボール、バレーボール、中・長距離陸上選手に多くみられるスポーツ障害である。痛みの箇所はすね(脛骨)の内側縁にあり、指で患部を押すと時には激痛を伴い、初期はランニング開始時に痛みを感じる程度ですが、症状が進行すると練習中や練習後でも痛みが増悪し、なかには歩行時や安静時に、また、日常生活動作にも痛くなるものもある。 原因は練習量の急激な増加(オーバーラン) 、スピードトレーニングの増加 ふくらはぎのストレッチング不足や下腿筋力のトレーニング不足 、足軸(アライメント)異常によりランニング時、下腿内側部の過度の負担、足部の形態的異常(扁平足など) 、ランニングシューズの衝撃吸収性の悪化 、舗装道路など硬い路面でのランニング量の増加など様々な原因があげられます。

  痛みを軽減させるのにアイスマッサージ・アイシング・湿布・ストレッチング・電気治療などが効果的です。また、練習時や試合時にテーピングにより痛みは軽減できスポーツ活動は可能です。瞬発系動作の多い競技や過度の練習あるいは短期間・短時間にハードなスポーツ活動をする事で頻発します。スポーツ指導はまずジャンプや瞬発系動作の制限や症状の程度によってはジャンプや瞬発系動作を中止し、練習前に充分なウォーミングアップとストレッチングを行うようにし、現在の症状がスポーツ活動の制限期か中止期か、あるいは軽度にスポーツ基本動作が可能な時期か、的確な判断を要します。的確な判断を怠るとスポーツ活動の長期間制限を余儀なくされます。また、自己判断はいたずらに治療を長引かすことになりかねません。自己判断は避け、かならず専門医の指示を守り、適切な治療・指導を受けましょう。痛みが軽快後もふくらはぎのストレッチング・下腿の筋力トレーニング・アイシングは充分に行ない、再発予防に努めましょう。

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