大阪市都島区都島本通3-23-7 エコール山田1F
TEL:06-6927-5598 (らくになる-ゴーゴーキューハリ) / FAX:06-6927-5598
 
東洋医学四千年の歴史

矢印 ≫37 【春の宴のツボ】

春は動植物がめばえる季節です。東洋医学ではこの現象を「発陳」といわれ、一年12ヶ月、四季でわければ春夏秋冬、一日を四分割にすれば午前中は春、日中は夏、夕方は秋、夜は冬の時間にそれぞれ分類されます。
一年を通じて春は肝経(肝臓に関連するツボの流れで筋肉を支配)が旺盛に活動し全身が伸び、成長する季節です。特にこの時期、暦の上で三月六日は啓蟄(けいちつ)といわれ、動物や昆虫は冬眠から目覚め、草花も美しく咲き始めるなど、目的に向かって動きだし、人間もまた冬の期間はエネルギーを蓄え、春になれば一気に成長します。そこで春先の健康法は伸びようとする力を押さえつけてはいけません。  陰気の多い早朝に、汗を大量に発汗するほどの過激な運動は体に好ましくありません。しかし、散歩程度の運動は肝経を強く、補強します。軽度な運動は積極的心がけてしましょう。この時期は適度な運動を心がけ、体と相談しながら運動ペースをあげていくのがよいでしょう。
春風に当たると肝が病むといわれ、鼻づまり、鼻出血、首が痛めやすくなります。こういう時は足関節を回してあげましょう。足関節の周囲は肝経の大切なツボが集中しています。足関節を回す事により肝経の調節になります。春の宴の多いこの時期、お酒を飲みすぎた時にも効果的です。

肝経

 

矢印 ページトップへ
大阪市都島区都島本通3-23-7 エコール山田1F
TEL: 06-6927-5598 (らくになる-ゴーゴーキューハリ) / FAX: 06-6927-5598