幼少期の子供が自転車の後輪スポークに足やズボンのすそがからまりスポークによって足関節周囲の皮膚が何回も擦りえぐられるように広範囲に傷つけられ、その際足関節を捻り、捻挫や骨端線離開(軟骨部の損傷・骨折)が起こることをスポーク損傷といいます。
治療は傷口の消毒と捻挫等の負傷部を安静固定が必要となります。約1週間程度、傷口の痛みを訴えたり歩くことを怖がったりして足を着かないことがありますが、約2〜3週間で傷口も乾燥し捻挫もしくは骨端線離開も良くなります。
治る過程で傷口が少し他の皮膚より色が濃くなることがありますが体の成長にともない目立たなくなります。
サイドカバーのない荷台に直接子供を乗せた場合、子供は遊んで足をバタバタさせ不意に足が巻き込まれ事故が発生します。
サイドカバー(JIS規格)の付いた椅子に座らせることが事故予防につながります。
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