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東洋医学四千年の歴史

矢印 ≫25 【便秘のツボ】

 便秘は東洋医学では「大便秘結」と表現され、食べたものが腸管内に停滞し4日から一週間も排泄しない状態をいいます。
 現代医学では、便秘は不規則な食生活や生活リズムの乱れにより起こるとされ、原因は腸の動きが悪くなり発症する運動減退型便秘、腸の過度の緊張で発症する神経症型便秘、自律神経の失調で発症する自律神経失調型便秘の3タイプに分類されます。
 東洋医学的に原因は胃腸関連の経絡(ツボの流れ)が弱まり、または過度の緊張で経絡(ツボの流れ)のバランスを崩したときに起こるとされています。
 古典医学書<傷寒論>は便秘を「脾約」・「陽結」・「陰結」と表現され、古代文献をひもとけば古代人も便秘に悩まされていたのがうかがえます。
 東洋医学でも便秘は大腸の経絡、胃の経絡、肝の経絡、脾の経絡など種々の経絡バランスの乱れによって種類も分類され、顔や口のまわりが荒れて吹きでものが出る現象は便秘由来のものが多く、これは大腸の経絡の乱れやアンバランスにより起こるものです。大腸の経絡が原因で便秘している方は、大腸兪穴、合谷穴をとりましょう。大腸兪は第4・5腰椎間の外方3センチに、合谷穴は手の親指と第2指のつけ根にそれぞれとります。
 古くから便秘には野菜食がよいとされ、栄養もさることながら繊維質が排便を促します。野菜を多く取り入れたバランスの良い食事と手のマッサージも心がけましょう。



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